プロテインってCMでも放送されているぐらい認知度がありますよね。
ただ
プロテインって言葉は認知されていてもプロテインが何かはよく分からない方は多いのではないでしょうか?
今回はプロテインについて、
まずプロテインとは何か?
これは英語で「たんぱく質」のこと
そして上の画像であるようなプロテインは
プロテインパウダーというものを略してプロテイン
と呼んでいます。
そして
筋肉にはたんぱく質が重要で
水以外はほとんどたんぱく質でできています。
なのでプロテインパウダーが材料として必要という訳です。
ですから
筋肉をつけたかったら肉や魚や卵といったたんぱく質を多く含むものを食べなきゃいけません。
ただ
これをすごい食べるのはかなり苦労しますよね、、
シビアに言うと2時間に1回はたんぱく質をとった方が筋肉は大きくなるのですが
そんなに毎回ステーキ、鶏肉、卵を食べるわけにはいかない
もっと簡単にたんぱく質をとれないか?
ということでプロテインパウダーが生まれました。
では
このプロテインパウダーは何でできているのか?
簡単に言うと牛乳からできています。
一昔前はプロテインは体に悪いと言われていましたが、低脂肪乳は体に悪いとか無脂肪牛乳が体に悪いとか、卵が体に悪いとか
結局は諸説がコロコロ変わるのでそこまで気にしなくて良いと個人的には思っています。
※体に不調がある方は単純に乳製品なんかが腸に合ってない可能性もあるので人それぞれということです。
ちなみに腸内環境を良くするには乳酸菌が良いからって乳酸菌入りのヨーグルト食べてる人がいますが、乳製品が腸に合ってない人はヨーグルト食べても腸内環境改善なんて無理っぽいですよね。
他にも乳酸菌の含まれている食べ物はあるのでヨーグルト等の乳製品にこだわる必要はないと思いますよ^_^
本題に戻りますが
プロテインパウダーは牛乳を粉にしただけなので添加しなければ体に悪いとは考えにくいですね。
よく耳にするプロテインとして
「ホエイプロテイン」というものがあります。
これも牛乳からできているのですが
牛乳の中でも
ガゼインとガード
という2つのたんぱく質に別れています。
ガゼインは吸収がゆっくりのプロテインパウダーとかハムとかソーセージのつなぎに使ったりされています。
これは安価ですが味があまり美味しくないので加工食品なんかによく使われています。
ガードというもう1つのたんぱく質はヨーグルトとかチーズなんかによく使われます。
チーズは大体脂がメインですよね?
たんぱく質だけを「ギューっと」凝縮して余ったものがホエイプロテインです。
ホエイプロテインとは何かというと
例えばヨーグルト
プレーンヨーグルトなんかは上に水が溜まっていますよね?
この水が嫌だから捨てる人もいると思うのですが、
実はそこに良いたんぱく質がいっぱい入っているので捨てない方がいいですよ。
ホエイプロテインとはたんぱく質が1番凝縮された良いものなんです。
これをフィルターで分解して牛乳のたんぱく質の吸収が早い所だけを取り除いたものが「ホエイプロテイン」
ホエイプロテインの中でも
WPCとWPIと大きく2つに別れます。
WPCとは
フィルターで分解してたんぱく質を除去したもの
これには乳糖というものが含まれています。
乳糖とは牛乳の中に入っていて、牛乳飲むとお腹がゴロゴロする人はこの乳糖に耐えられない人という訳です。
そこで
乳糖を更に分解して取ったものがWPIです。
WPIの中でもフィルターだけの分解とイオン交換という熱処理をしたものがあります。
このイオン交換をすると更にたんぱく質だけが残るので上質なたんぱく質ということです。
「ホエイプロテイン」の中でも
吸収速度はほぼ一緒ですが
WPCは乳糖が含まれているので乳糖が大丈夫な人はこっちの方が安価なのでOK!
※日本人は乳糖に弱いともいわれています。
WPIは乳糖がダメな人や本当に糖質制限で本当に糖質を抜きたい人はこっちの方が優れているといえます。
ここで
ソイ(大豆)プロテインはどうなのか?
一昔前はダイエットに人気だったようですが、3年程前からアメリカでは男性ホルモンが低下したり女性ホルモンが作りにくくなるという実験結果が結構出てきたようです。
今は
ソイフリーといって大豆を使わないプロテインが人気のようですね!
【まとめ】
プロテインとは英語で「たんぱく質」
みんなが言ってるプロテインとは牛乳を粉にした「質を高めたたんぱく質」
吸収速度が1番早いのが「ホエイプロテイン」
ホエイプロテインには「WPC」と「WPI」がある
筋肉を増やしたいのであればWPCも良いですが質を高めたかったり糖質制限をしたいのであればあればWPIがおすすめ
ソイ(大豆)プロテインは今はアメリカのフィットネス業界では敬遠されている