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首・肩・背中、寝違えを引き起こしやすい原因と対処法

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寝違えの痛みは多くの人が経験しますよね。

朝起きた時に、
首を動かすと痛みが走ったり、
頭痛がしたり、
背中まで痛むこともあります。

そんな違和感が、
数日で無くなる方もいれば、
数週間と続く方もいます。

寝違えが起こる主な原因とは?

「睡眠中の姿勢」です。

通常では、
睡眠中に体勢がしんどくなれば、
ヒトは無意識に寝返りをうちます。

そうすることで、
体の循環や体温、歪みなどを調節しているといわれています。

確かに、
1日の約3分の1は睡眠(6~8時間)ですから、
とても同じ姿勢ではいられないですよね。

一般的には20回ほど寝返りをうつのですが、
枕が高かったり、
疲労で寝返りがうてなかったり、
首に負担のかかる姿勢が長時間続くことで、
筋肉や靭帯にストレスがかかり、
「寝違え」が起こります。

案外、
自分自身の寝ている姿勢が悪いって皆さん気づいていないんです。

よく寝違えを起こす方や肩こりの方に寝方や枕の高さを聞くと、ほとんどの人が首や肩にストレスかかりそうな寝方だし、枕高すぎです。

気持ち良く寝ることは大事ですが、
実際に寝違えや肩こりで悩まれているのであれば、
その辺りを改善する必要もあると思いますよ。

さて、
実際に寝違えてしまった場合は、
どう対処すればいいのか?

温めた方がいいのか?
冷やした方がいいのか?
痛い=温める(血行を良くする)
と思っている方も多いですが、

ひどい痛みがあり、痛い部分が腫れていたり熱感がある場合はまず冷やしましょう。
炎症が起きている可能性が高いので、
冷やすことで炎症をやわらげます。
袋に氷水を入れたり、保冷剤をタオルで巻いて痛みのでている部分に当てて下さい。
※10分~30分を目安に当ててみて下さい。
冷たすぎると感じた場合は、冷やすのを一度やめて時間を置いて再度短い時間で冷やしましょう。

おおよそ3日ぐらいたつと、
痛みのあった部分の痛みや腫れや熱感がなくなってきます。
炎症が落ち着いてきた証拠なので、
冷やす必要はなくなります。
今度は、
温めて血行を良くしていきましょう。
肩こりや寝違えの予防にもなります。
※3日はあくまでも目安ですので、
痛みや腫れや熱感の状態をみて判断しましょう。

湿布を痛みのある部分に貼るのも有効
湿布(消炎鎮痛剤)を貼ることで、
痛みの軽減ができます。
※痛みが軽減したことで治ったと勘違いして無理に動かす方もいますが、できるだけ安静にしておいた方がいいです。

寝違え初日に避けるべき行為
・首のストレッチやマッサージ
・入浴
・無理に動かす
症状を更に悪化させる可能性があります。

早めに対応すれば、
回復もその分だけ早くなります。

当院は「寝違え」の施術も得意なのでお困りの際はなるべく早くご来院ください。