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日別アーカイブ: 2020年2月7日

運動前の効果的なストレッチとは?~種類と特徴~

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「1,2,3,4、5,6,7,8」
このように、
ゆっくり運動前や練習前に筋肉を伸ばすストレッチを行っている風景をよく見ます。

ちなみに、

ふくらはぎを伸ばしています。
「グ〜〜」っと伸ばすと硬くなっていた筋肉が伸ばされるので気持ちいいですよね^_^

ところで、
ストレッチの効果ってご存知ですか?

ストレッチの効果
・柔軟性(関節可動域)の改善
・筋緊張の低下
・血流促進
・疲労回復
・傷害予防
・スポーツパフォーマンスの向上
などです。

この中でも最も効果のあるのが、
筋肉の柔軟性の改善といわれています。
ほとんどの方は、
この柔軟性を意識してストレッチを行われていると思います。

ただし、
このストレッチは運動前に行うのはあまり、
良くはないみたいです。

なぜか?

それは、
ストレッチの種類によります。

ストレッチの種類
①伸ばした状態を維持する
・スタティックストレッチ(静的ストレッチ)
②動きながら筋肉を伸ばしたり縮めたりする
aバリスティックストレッチ(反動的ストレッチ)
bダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
③筋肉の緊張を高めて活動させることで筋肉を緩める
・PNF(固有受動的神経促進法)

大きく、
4つに分けられます。

①のスタティックストレッチは、
みなさんがよく行うストレッチですよね。

aのバリスティックストレッチは、
学生時代に体育の準備体操で反動をつけたストレッチをしたと思います。
よくペアで押しあっていましたよね。
bのダイナミックストレッチは、
ラジオ体操を思い浮かべて下さい。
③のPNFは、
リバビリの現場で行われていたりします。

では、
ストレッチの特徴を解説していきます。

スタティックストレッチ
反動や弾みをつけないストレッチなので、筋肉の損傷は少なく安全に行われます。
なので、
筋肉の柔軟性を向上させ、
関節の動きを大きくしたいなら、
スタティックストレッチがいいと思います。
その反面、
スタティックストレッチで高めた柔軟性が動きの中で十分に活かせない可能性があります。
動きの中で必要なのは動的な柔軟性であり、
静的な柔軟性が高いだけでは十分とはいえません。

バリスティックストレッチ
強い反動をつけて行うと、反射によって筋肉が逆に硬くなってしまいます。
ストレッチの効果を高めることは難しく、
筋肉も痛めやすいので
ダメとはいいませんが関節の動きを大きくしたいのならば、あまり適しているとはいえません。

ダイナミックストレッチ
ゆっくりした動作を行いながら伸ばすので、
その人が持っている動的な柔軟性を引き出すことができます。
傷害の予防、パフォーマンスアップに適しているといえます。

PNF
これは、今回の話には関係ないので割愛します。

結論は、
運動前の効果的なストレッチとは、
ダイナミックストレッチを取り入れるということです。

あくまでも「目的による」ということです。
今回のストレッチの種類と特徴をふまえて、
上手に使い分けて下さい^_^

ご相談などがあれば、いつでもご連絡下さい。
とか言ってて今まで連絡きたことが1回しかない。(笑)
では、
ご連絡お待ちしております♪♪